2010ハロー!プロジェクト新人公演6月〜横浜HOP!〜 

諸事情でもともと確保していた昼公演は入れず、当日券を買って夜公演へ。

前回と同じく、数人をピックアップする方針で。


平野智美
自分が新人公演を見に行く主目的はひらっちこと平野智美
過去エントリ:新人公演/平野智美/ミステリアス http://d.hatena.ne.jp/nhokuto/20100325/1269536875

徐々に発表されたセットリストの出演者。8割方公開された状態でひらっちの名前はなく、全員曲だけか・・・とがっかりしていると、最後の更新で「大きな愛でもてなして」の出演が発表され、個人的にちょっと盛り上がる。
どうやら昼公演ではなりきりカラオケコーナーでシブがき隊のスシ食いねェ!を歌ったらしいのだが、それを見逃したのは大ショックであった。
しかし夜公演のカラオケコーナー。3番目?に歌のお姉さんを称して西念嬢が登場し横浜BLITZの空気をぶち壊すと、「みんな集まれ〜」と舞台袖に呼びかける。そしてわらわらと出てくる、番組参加の子供役の小学生・中学生エッグ達・・・の中にひらっち!?そしてひらっちは舞台上手(かみて)の3列目当たりにいた僕の目の前で、それはもういつもの無表情で「どんぐりころころどんぐりこ〜」とやっていた。26歳なのに。院生なのに。周りはエッグ年少組なのに。ていうかどう考えてもお前が歌のお姉さんだろう。
僕はこのハロプロには珍しい「完全にわかっている」予想外のひらっちの登場にワケが分からなくて半分パニックになりながら歓喜に浸り、短い時間の出番に感動してあぁ新人公演に来てよかったなと思ったのだった。
そして全員曲のひらっちは下手〜中央の後ろの方で踊っていたので、上手にいた僕は全然ひらっちをチェック出来なかった。隙間からちらちら見えるひらっちは、やはり恐ろしいスピードで瞬きを繰り返していた。
もし万が一今後僕がひらっちの握手会に何かの拍子に参加することがあったとしたら、「全力で瞬きしてください」と言ってみようかな、と思った。
あぁ魅惑のひらっち。アイドルとはワケの分からないものである。僕は相変わらず、いや、どんどんひらっちに惹かれていく。


新井愛瞳

カラオケコーナーではついに眼鏡を外し、ショートカットで現れたまぁな。そのギャップに会場はどよめき、選曲はセーラー服と機関銃。マシンガンを抱え、セーラー服で現れたまぁなに周りは大興奮、隣のヲタは「死んでもいい!死んでもいい!俺もう死んでもいいよまぁなぁぁぁ」と叫んでいたが、いままでまぁなに特に興味のなかった僕もそんな感じだった。「カ・イ・カ・ン!」
僕は眼鏡に全くフェティシズムを感じないし、むしろ眼鏡が似合う女の子なんているのか疑問に思っていたのだったが、まぁなはそんな僕の心境をわかっていていままであまり得しない眼鏡キャラで推していて、漫画かよ!と思うほどのギャップ作戦で美少女化に成功したのだと思う。ショート可愛かった。


宮本佳林

カリン様はしっかりとハロプロの次期エースとして育っているようだった。登場回数も極めて多かった。タケちゃんと共にツートップを組むことが多かったが、今回はアミュレットダイヤこと田辺奈菜美と二人でYeah! めっちゃホリディを歌っていた。二人とも本当に可愛らしい普通の小学生で、歌もまぁまぁ、本家あややにに比べるのが申し訳ないほど「ズバッと!」のキレもいまいちだが、新人公演はある意味彼女たちのためにあるのだなと再確認した。僕たちは小学生の女の子が歌い踊る姿を眺め、奇声ををあげて、飛び跳ね、手を捧げ、そして愛を捧げ、そんな異常な状態がここでは正常であり、僕たちは本当に無垢としか形容の仕様がない彼女たちに愛を捧げるためにここにきたのだと、この空間ではそれが許さているのだと。あぁカリン様、そんな僕たちを許してください。そんな感じ。
ラスト前の挨拶ではカリン様ときっか、人気メンバーが目の前だったため、ずっと無圧縮だった上手側3列目付近もカリン様の下僕による激しい圧縮が起こっていた。カリン様はそんな汗まみれで哀れで醜くうごめく下賤の民こと僕たちにちらちら目をやり、明らかに「(うわッッ・・・)」って顔をするものの、カリン!カリーン!という声に対してチラチラと何とも言えない反応をくれるのだった。慣れている年長エッグは遠くの方を見て笑顔を振りまくのに、カリン様と言ったら。まさに天使。生きててごめんなさい。そしてありがとう。


古川小夏

年長エッグとカリン様を比較したところで、こなっちゃん。顔が怖いよこなっちゃん矢島美容室のタカさんのアフロとモノマネが似合いすぎるよこなっちゃん
その独特の容姿と言動からなかなかと評価の厳しいこなっちゃん。彼女は前列の僕たちに爆レスをくれる。ノリノリ。でもたぶん多くの人は「(小夏じゃなくてカリン様(その他推しメン)のレスが欲しいんだよ!!)」と思っているはず。報われないよこなっちゃん。アイドルってなんだろう。べつに可愛くないけど人気のあるアイドルはたくさんいる。でもこなっちゃんはそういうタイプともちょっと違う。愛をください。そう願う僕たちに、過剰なまでの目力で、こなっちゃんはそれをくれる。でも何かが違う。そのズレが、とても悲しい。頑張れこなっちゃん


その他

北原沙弥香吉川友仙石みなみ森咲樹佐保明梨らの実力派エッグは、スタイルも踊りもパフォーマンスも素晴らしかった。デビューしたスマイレージとの違いはなんだろう。ビジュアル?年齢?オーラ?運?
彼女たちが今後どうなるのかは分からない。スマイレージのデビューは希望でもあったが、年齢という厳しい基準を示されたとも言える。
エッグに未来はあるのだろうか。アイドルにあふれた時代。正直だれでもアイドルを名乗ることはできる。ブログ、Ustreamという手段もある。そんな状況の中、王道ではあるものの、いまやはっきりとした陰りが見え始めたハロプロという看板の下で、デビューを夢見て頑張る少女たち。。
新人公演はこれからも見に行きたい。



ラスト

前々回の公演から薄々気づいていたけど、勝田里奈のルックスがめちゃくちゃタイプ。何とも言えない造形。そんだけ。


(追記)
昼公演のシブがき隊後MCでひらっちが笑っただと・・・なんでその時自分は会場にいないの?チケ持ってたのにあああぁぁ