クォンタム・ファミリーズ


クォンタム・ファミリーズ

クォンタム・ファミリーズ


を読みましたよ。3日ほど前に。
みんながべた褒めするのでちょっと斜めに構えながら読み始めたけれど、素直に面白かったですハイ。あずまんずるいよ小説も書けるなんて!
でも小説なんだけどたしかに小説なのだけれど完全に批評ですよねこれ。


CLANNADの知識が殆ど無くて、リトバスも全くわからんのでそこのあたりを完全に読み込めかなったのがちょっと残念だったかも。
量子うんぬんのSF要素は、トンデモでもなく理解不能でもなくなんとなく納得しながらわかった気で読めるバランスが個人的にすごく良かった。
ラスト(物語外)は色んな読み方ができて良いですね。


でも一番心に残ったシーンは「ぼく」の高校生の事件。あわわわわわうぇぇと胃がよじれるかと思った。才能あるわ。


発売したばかりだし、軽く触れる程度で。


買えって言っても買わない東浩紀信者の友人の女の子に貸してあげることにします。


図書館からようやくレッシグのCODE 2.0が届いたというのでこれで年内最後の読書にしようかと思います。ゼロ年代アーキテクチャ論の基礎となる一冊(らしい)ので、年内に読んでしまおう。では。